トヨタ「KINTO」で新しい車の乗り方

「KINTO」(キント)とは

KINTOは、トヨタが新しい車の乗り方として2019年春に東京から始まり、7月から全国に広げてスタートしたサービスです。

月額利用料に車検を含めた費用が含まれています

期間は3年、5年、7年で「車両」「任意保険」「メンテナンス」「税金」などの諸費用がすべて込みで月々定額でクルマに乗ることができます。

トヨタは「車のサブスクリプション」として「KINTO」を売り込んでいます。

サブスクリプション(サブスク)とは、商品の購入ではなく、一定期間の利用権として料金を支払うサービスの事です。身近なサブスクは「Amazon Prime」「Hulu」などの毎月定額で映画やドラマが見放題の動画配信サービスや「Apple Music」「Youtube Music」などの音楽配信サービスが挙げられます。

「KINTO」の内容

リース期間 トヨタ車:3年、5年、7年
レクサス車:3年
車種 トヨタ車、レクサス車
月々の支払いに含まれる費用 車両代金、カスタマイズ代金、税金、メンテナンス費用、車検費用自賠責保険料、任意保険料
月々の支払いに含まれない費用 ガソリン代、高速代などの通行料、駐車費用など

走行距離の制限

1500km×リース月数
ボーナス支払い 利用可能(5.5万円  11万円  16.5万円)
kinto公式サイト KINTO

 残価設定ローンと同じように走行距離の制限が設けられています。

3年で54,000km 5年で90,000km 7年で126,000km 超過距離は1kmで11円されます。

例えば、5年契約で95,000km走行した場合、契約満了時に5,000km超過分で55,000円を負担する必要があります。

 

メリット

頭金0円で諸経費込みの定額で新車に乗れる!

KINTOでは頭金が必要ないので、購入に比べ初期費用を抑えることができます。

「車両」「任意保険」「メンテナンス」「税金」などの諸費用がすべて込みなので、月々定額で乗ることができます。

月々定額なので支出の管理がしやすくなります。

 ローンの場合 KINTOの場合

メンテナンスは正規販売店が対応!

通常のカーリースの場合、会社が指定する整備工場でメンテナンスを行う場合がほとんどです。しかしKINTOではすべてトヨタの正規販売店が対応します。

また、正規販売店で修理を行う場合、割高がことが多いですが、KINTOの場合メンテナンス費用も込みなので心配ありません。

 

WEBで申し込み可能!

KINTOはWEBで審査・申し込みが可能なので、ディーラーに来店する時間のない社会人や学生にオススメです。

KINTO公式サイトからお問い合わせができるので、わからないことがあっても安心です。

申し込みはこちら

クレジットカードでの支払いでポイントがたまる!

KINTOではクレジットカードで支払いが可能なので、クレジットカードのポイントを得ることができます。

例えばKINTOが5年契約月々4万円、クレジットカードの還元率が1%の場合

ひと月400ポイント、年間で4800ポイント、5年で24,000ポイントたまります!

※ポイントの付与条件は各カード会社のHP等でご確認ください。

 

充実な内容の保険で安心!

月々の料金には任意保険もついてきます。

対人対物が無制限、車両保険つきで当て逃げや自損も対象。修理が必要な場合も自己負担額は最大5万円までです。また、万が一の時の弁護士費用特約、ロードサービス、レンタカー費用保証なども含まれているので安心です。

運転者の制限は無しで、契約者が認めて自動車免許を所有している人なら誰でも運転可能です。

例えば、ドライブの行きは契約者、帰りは家族や友達が運転するのも可能です。

 

納期が通常に比べて早い!

人気車種を購入すると納期が半年以上かかる場合が多いといわれています。

KINTOの場合は工場の出荷枠に「KINTO枠」というものが存在しているため、通常の購入よりも数か月早く新車を手に入れることができます!

早く新車が欲しい人ほど、KINTOはおすすめです!

 

最新のクルマに乗れる!

「KINTO」では最新の安全装備などが付いたトヨタのクルマを月々定額で乗ることができます。

例えば3年契約で「ヤリスクロス」3年後に「ハリアー」に乗り換えることも新車購入に比べて容易にできます。 

デメリット

任意保険の等級が引き継げない

KINTOの任意保険では、以前から加入していた他社の任意保険を引き継ぐことができないので、中断することとなってしまいます。等級が高い方はその恩恵が受けられなくなり、場合によっては相対的に保険料が高くなってしまう可能性があります。

✓ポイント

無事故無違反で等級が高い方、保険料が相対的に高くなる可能性あり

初心者、等級が低い方、保険料が相対的に安くなる可能性あり

 

走行距離の制限

KINTOでは残価設定ローンのように1,500km×契約月数の走行距離の制限があります。3年で54,000km、5年で90,000km、7年で126,000km

長距離をよく走る方はすぐに制限の距離に到達してしまいます。

また、超過した際はトヨタ車では1kmあたり11円、レクサス車では1kmあたり22円の追加精算が必要です。

 

途中解約は違約金が必要

中途解約には所定の違約金が必要です。

「3年契約の場合」

トヨタ3年プランイメージ

 ✓ポイント

所有者が死亡、免許返納、海外転勤時は違約金が0円になります。

 

「KINTO」をオススメする人しない人

 「KINTO」をオススメしない人

 等級が高い人(現在の保険料が低い人)

等級が高く、保険料が安い方は逆に相対的に保険料が上がってしまう可能性があるのでオススメできません。

 長く同じ車に乗りたい人

 KINTOは決まった期間内で車を使用することを目的としたサービスなので長期間同じ車に乗りたい方には向いてません。また、契約満期後は更新などはありません。

 長距離を走る人

KINTOは走行距離の制限があるので長距離の移動を考えている方には向いてません。

 

「KINTO」をオススメする人

 初心者や等級の低い人(保険料が高い人)

若年層の方や等級が低い方に向いています。一般的に若年層や等級の低い方は保険料が高いため、KINTOの恩恵を最大限に活用できます。

生活の変化に合わせて車を変えたい人

KINTOは最短3年おきに新車に乗り換えることができます。家族が増えたからもっと大きなクルマに変えたいやより安全装備が充実したクルマに変えたいなど気軽に乗り換えることができます。

 クルマの手間を減らしたい人

KINTOは諸経費が月々の金額に含まれているので、支出の管理なども非常に楽になります。

法人・個人事業主

法人契約の場合、かかった費用を経費に計上できるメリットがあります。

 

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